【体験談】ワンオペ2人育児 赤ちゃんと上の子をお風呂に入れる方法

ワンオペ育児で過ごす日々は、本当に目まぐるしいものです。 特に1日の終わりには、子どもたちをお風呂に入れるという一大イベントが待っています。

我が家では、下の子が生まれた当時、上の子は年中さん(4歳)でした。

それまで私が1人でお風呂に入れる日は、月に1回あるかないか

そんな中、これからは生まれたばかりの赤ちゃんと上の子の三人でお風呂……。ほとんど助けのない状況で、本当に不安でした。

当初は、どうすれば安全かつ円滑に進められるだろうか、と非常に悩みました。 しかし、絶対に安全に、そしてできるだけスムーズに!という気合いと試行錯誤、そして様々な工夫によって、なんとかこの状況を乗り越えることができました。

ここでは、そうした実体験に基づき、4歳の子どもと赤ちゃんをワンオペでお風呂に入れる具体的な方法や工夫について、ご紹介したいと思います。

まりも

今まさに奮闘中のママ、これからワンオペで2人の子どもをお風呂に入れることになるママの助けになれば嬉しいです!

この記事でわかること
  • 入浴前にやっておきたいチェックリストと準備のポイント
  • 【実例】自分→上の子→赤ちゃんの順で入浴する手順
  • 生理や体調不良の日でも無理せず乗り切るコツ
  • ワンオペお風呂で本当に役立った便利グッズ
目次

事前の準備|入浴前チェックリストでバタつきをゼロに

子ども2人とのお風呂タイムをバタバタさせないコツは、事前準備にあります。

まずは湯船を張ることから始め、その間に必要なものを揃えていきましょう。

お風呂上がりの「身支度セット」をひとまとめに

脱衣所のワゴンやカゴに全員分のワンセットを置くことで、お風呂から出た瞬間の流れがスムーズになります。

🌱身支度セット

  • 上の子・赤ちゃん・自分の着替え一式
  • 赤ちゃん用オムツ
  • バスタオル(人数分+予備1枚あると安心)
  • バスローブ(ママの分)
  • 保湿クリーム(家族みんなで使えるタイプが便利)
  • 水分補給グッズ上の子用の飲み物、赤ちゃんはあとで授乳)

安全で快適な待機スペースの確保

子どもたちの安全を確保しながら、快適に待ってもらうための環境づくりも重要です。

🌱安全な待機スペースづくり

  • リビングに赤ちゃんの敷布団を用意し、周囲の安全確認
  • 上の子が1人で触れると危険なもの(ハサミなど)は事前に片付ける
  • 寒い季節は部屋の温度を少し高めに設定
  • ストーブを使う場合は普段から安全ガードの設置を習慣に

基本の流れ|子ども2人をムリなくお風呂へ

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れるのは本当に頭を悩ませるところですよね。

試行錯誤の末に見つけた、ママが先に入る方法でバタバタを少し軽減することができました。

ゆっくり丁寧にお風呂に入ることはできませんが、 段取り・順番・安全を意識すればワンオペでも乗り切れます!

わが家の入浴ルートは親→上の子→赤ちゃん

わが家の入浴ルートはママ→上の子→赤ちゃんの順に落ち着きました。

子どもたちをお風呂に入れたあとは体力もあまり残っていないので、まずは自分を先に洗ってしまう方法が1番合っていました。

🛁子ども2人のワンオペお風呂の流れ

  1. STEP1|ママシャワー → 子どもたちはリビング待機
  2. STEP2|浴室からリビングに向かって声を掛けて安心感プラス
  3. STEP3|上の子と赤ちゃんを脱衣所・浴室に移動
  4. STEP4|上の子シャワー→湯船へ
  5. STEP5|赤ちゃんを洗ってから一緒に湯船
  6. STEP6|赤ちゃんから順にお風呂を上がる
  7. STEP7|赤ちゃん・上の子・ママの順で仕上げ&ドライヤー

STEP1|ママシャワー → 子どもたちはリビング待機

ママがシャワーを浴びているあいだ、上の子はテレビを見ながら見守り役。

赤ちゃんはリビングに敷布団を敷いてねんね。

STEP2|声かけで安心感をプラス

シャワー中は何度もリビングに向かって声掛け

上の子には「何かあったら呼んでね」と伝えておくと◎

STEP3|上の子と赤ちゃんを脱衣所・浴室に移動

ママがシャワーを終えたら、子どもたちを脱衣所へ。
赤ちゃんはバスタオルやバスローブに包んで脱衣所で待機

STEP4|上の子を洗って湯船へ

まず上の子を洗い、湯船へ。お風呂用おもちゃがあるとスムーズ。

STEP5|赤ちゃんを洗ってから一緒に湯船

赤ちゃんを手早く洗って、湯船に一緒に入る(入浴時間は5分程度でOK)。

STEP6|赤ちゃんから順にお風呂を上がる

赤ちゃんを先に上げたら、バスタオルで素早く拭いて、ママはバスローブを着用
そのまま赤ちゃんの着替えまで済ませたら、リビングで待機。
次は上の子の番。

STEP7|下の子・上の子・ママの順で仕上げ&ドライヤー

上の子を拭いて着替えさせたあと、ママも身支度を整え、下の子→上の子→ママの順番で髪を乾かす。

仕上げに赤ちゃんに授乳して、お風呂タイムは一段落です。

安全対策|子ども2人安全に過ごすバスタイム

小さな子どもを抱えるママにとって、お風呂タイムは特に気を遣う時間帯です。

特にワンオペでは、2人の子どもの安全を同時に確保することが大きな課題になります。

入浴中の見守り体制を工夫する

小さな子どもたちと安全にお風呂タイムを過ごすには、しっかりとした見守り体制が欠かせません。

上の子はテレビを観ながら見守り役 赤ちゃんはリビングでねんね中

自分がシャワーを浴びているときは、子どもたちだけリビングにいる状態になります。

上の子には「赤ちゃんに何かあったらママを呼んでねと伝え、赤ちゃんはリビングの敷布団の上でゆっくり過ごしてもらいました。

この方法は、まだ赤ちゃんが動けない時間は問題なかったのですが、ずりばいやはいはいをするようになると、浴室の近くまで来てしまうこともあり、本当にハラハラしました。

それでもなんとか上の子の力を借りつつ、無事故で乗り切ることができました。

コミュニケーションで安心感をプラス

上の子は理解力が育ってきたとはいえ、当時はまだ4歳。下の子は生後1ヶ月の赤ちゃん

自分がシャワーを浴びてるときは、基本的には浴室の扉を開けておき、何度もリビングに向かって声をかけていました

「大丈夫?もうすぐ終わるよ〜」

「赤ちゃん泣いてない?教えてね〜」

下の子が2〜3歳になるころまでは、正直なところ、お風呂に入った気がしない日々でしたが、子どもの安全が最優先。今となっては良い思い出になっています。

ヒヤリハットを防ぐワンオペ浴室対策

お風呂は家庭内事故が最も多い場所の一つです。特に子ども2人のワンオペ入浴では、細心の注意が必要です。

すべりやすい足元とお湯の温度は毎回チェック

お風呂場での転倒は大人でも危険ですが、子どもならなおさらです。

  • 洗っている途中の泡はこまめに流して、すべりにくくするように意識する
  • お風呂の温度を必ず手でチェックする習慣をつける
  • 子どもが勝手にお湯を出さないように注意深く見る
まりも

こうした地道な確認作業が事故防止につながります。

絶対NG!浴室に子どもだけを残さない

わが家では、ママと下の子がお風呂をあがるとき、上の子はまだ1人で湯船で遊んでいる状態です。このとき下の子の着替えに気を取られがちですが、絶対に上の子からも目を離さないようにしました

お風呂遊びに夢中になってなかなかお風呂から上がらないときも、何度も声をかけて見に行き、子どもの安全を確認していました。

🌱子どもたちの成長に合わせた対策を取りながら、安全なお風呂タイムを心がけましょう。

生理や体調不良の日でも乗り切れる!ワンオペお風呂の知恵袋

生理中や体調不良でも、お休みがないのがワンオペ育児。

お風呂タイムは毎日欠かせないからこそ、ママの体調が優れない日をどう乗り切るかが重要です。

生理の日はシャワーだけにして服を着て子どもをサポート

生理の日のお風呂問題、ママなら誰もが一度は悩むところですよね。

医学的には生理中でもお風呂に入ること自体は問題ないとされていますが、実際には不安や不快感があるもの。

わが家では、最も経血量の多い期間は以下のような方法で乗り切っていました。

  • 自分は先にシャワーだけ済ませる(湯船につからない)
  • シャワーのあとは、下着とバスローブを着用して、子どもたちのお風呂をサポート
  • 上の子は通常通りのお風呂
  • 赤ちゃんは新生児の頃に使っていたベビーバスを活用

この方法なら、自分の体調に配慮しながらも、子どもたちを清潔に保つことができます。

経血量が少なくなってきた頃には、通常通り子どもたちと一緒にお風呂に入るようにしていました。

しんどい日は「自分は入らない選択」も大切

生理に限らず、風邪気味だったり、単純に疲れがピークだったりする日もありますよね。

そんなときは無理せず自分の体調を最優先に考えましょう。

体調不良時のお風呂対策

  • 自分の髪は洗わず体だけサッと洗う
  • 自分はお風呂に入らず、子どもたちだけを入れる

完璧を求めすぎず、今日はここまでと自分にOKを出すことも大切な自己ケアです。

まりも

子どもたちにとっても、ママの体調が良いことが何より大事ですよね。

ワンオペ育児におすすめ|お風呂タイムの便利グッズまとめ

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れるのは、毎日の大仕事。

そんなバタバタ時間を少しでもラクにするために、実際に使ってよかった便利グッズをカテゴリー別にまとめました!

1. 赤ちゃん用の必須アイテム

ベビーバス

上の子を洗っている間、赤ちゃんを脱衣所で待たせるときにベッド代わりとして重宝しました。バスタオルを敷いて寝かせておけば安心。

もちろん、沐浴の時期や生理中など自分が一緒に湯船に入れないときにも大活躍でした。

バスチェア

赤ちゃんがおすわりできるようになってくると、リビング・脱衣所で待たせるときにとても役立ちます。

動けるようになってからは脱走されることもあったので、上の子のシャワー中は浴室に一緒に入って、バスチェアに座らせて待ってもらっていました。

びしょ濡れになるので、夏は服を脱がせてバスタオルを巻いて対策していました。

2. お風呂上がりの身支度・保湿アイテム

  • バスローブ:拭き取りと防寒が同時にできる
  • ヘアターバン:髪が早く乾くので頭も冷えにくい
  • みんなで使える保湿クリーム:赤ちゃんから上の子、ママまで使える1本があると便利

3.お風呂用プチプラおもちゃ

お風呂用のおもちゃは、清潔に保つためにこまめなお手入れが必要。

だからこそ 消耗品✕プチプラ で気楽に入れ替えられるものがおすすめです!

ペットボトル

捨てる前にお風呂でひと遊び!

湯船のお湯をペットボトルに入れては出して……

その繰り返しだけでも、子どもは意外と長く遊んでくれます。

まりも

何本か用意すれば、お湯の移し替えごっこができて遊びも広がります。

子ども雑誌の付録

毎月のおもちゃ付き雑誌は、水遊び用グッズがつくこともあり、かなり助かりました。

お風呂で遊べそうな付録を見かけたときは、買っておいて損はなし!

汚れたら処分しやすいし、子どもにとっては新しいおもちゃというだけで気分もUPです。

100均のお砂場セット

じょうろやミニバケツ、スコップなどを使えば、いつものお風呂場が遊び場に早変わり。

汚れたら気軽に処分できるのも助かるポイントです。

洗うのが大変なおもちゃは数点だけにして、どんどん入れ替えるスタイルがおすすめです。

まとめ|ワンオペお風呂、無理せず乗り切ろう!

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れるのは本当に大変です。

でも慣れてくると、自分なりのペースがつかめてきます。

  • 事前の準備
  • 順番
  • 安全確保

この3つをちょっと意識するだけでグッとラクになります。

無理せず、がんばりすぎず、今日はこれでいい!と割り切る日があっても大丈夫です。

私はこれまで、ほぼ毎日ワンオペで子ども2人をお風呂に入れてきました。

上の子は10歳。今はもうひとりで入れるようになりました。
下の子も5歳。男の子なので、一緒に入るのもあと少しかなと思っています。

今でも、大変だな〜と思う日はもちろんありますが、

そのうち一緒にお風呂に入ることもなくなるんだなと思うと、少しさみしくもなります。

今まさに赤ちゃんを抱えてがんばっているママたち、本当におつかれさまです。

もう無理、限界かも……」と思う日もあると思います。そんなときは、決してがんばりすぎないでください。

このブログが、少しでも参考になって、どこかでママたちの支えになれたら嬉しいです。

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